借りた本の感想&覚書

児童虐待イニシャルマネジメント―われわれはいかに関わるべきか

児童虐待イニシャルマネジメント―われわれはいかに関わるべきか

  • 自分一人で解決しようとしない。チームで対応。
  • 普段は親を信頼し連携する小児科医にとって、親を疑ってかからなければいけない虐待はかなりのストレス。
  • 児童相談所も慢性的な人不足で、問題を把握しつつも対応が間に合わないときがある。
  • 児童虐待を見抜くために、虐待で起きる骨折ややけどや外傷や脳挫傷のタイプを知ることが必要。
  • 親の説明と傷の様子が食い違っているのが虐待を発見するヒント。
  • 検死の人が虐待の状況に理解があるとは限らない。事故死と判断されるケースが多い。
  • サポートのないシングルマザーがネグレクトに走る例が多い。
  • 義理の父親が暴力をふるい、実の母親が無視するケースが多い。
  • 虐待をする親は悩みを抱えている場合が多い。親をサポートする姿勢と相談の窓口が必要。
  • 実の親はネグレクト、義理の親は暴力が多い。

初期診療を磨く センスとサイエンス (総合小児医療カンパニア)

初期診療を磨く センスとサイエンス (総合小児医療カンパニア)

親が見ていない時の誤飲は発見しずらい。 赤ちゃんがいつもと違う泣き方をしているときは要注意。 腸重積・髄膜炎・白血病は要注意。 おむつの中を見ることは腸重積の発見に役立つ(イチゴジャム状の便)。 *溶連菌は首やひじの裏など皺を好む。

総合診療医のための「子どもの眠り」の基礎知識

総合診療医のための「子どもの眠り」の基礎知識

最近の親には「子どもを早く寝かせるべき」との常識がそもそもないことが多い。早く寝かせない=育児への関心が薄いではない。 睡眠時間が少ないと血圧上昇・肥満につながる テレビやゲームなどへの接触時間が長いと寝るのが遅くなる 日本人は残業率が世界一高く、時間当たりのGDP生産率が低い。(2004年の統計で、アメリカを100%としてユーロ圏87%、イギリス83%、OECD加盟国の平均75%、日本71%。これはOECD加盟国30カ国で19位、主要先進国7カ国で最下位)

睡眠薬や抗てんかん薬で健忘症を起こすことが多い。特にお年寄りへの処方は代謝が落ちているので要注意。 * 高齢者は睡眠薬で意識水準が低下することも多いが、認知症と間違われやすい。 ネット上のうつ病診断はあてにならない。 * 脊椎炎など純粋な身体的病気でもでも心理的な要因が加わると特異的な症状が見えにくくなることがある。 * もともとヒステリーにかかりやすそうな患者に、そのときどきに違う症状が出ると、ヒステリーか身体疾患か鑑別が難しい。